スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


↑有楽町に同名の蟹料理の店がありますね。
「現代のワーキングプアを連想させる」と書店員さんがPOPをつけて展開したのが
火をつけて、再び売れているようです。「5万部増刷」って確かに凄い…。99刷だそう。
確かに、若年失業者の多さなど、現状にリンクするところが多いと思います。

また、単に作品自体が意外に入りやすい、ということもあるかもしれません。
数年前、荒俣宏さんがプロレタリア文学はものすごい」(平凡社)
という本を出していて、それはこれら小説を、ホラーやエロ小説として読む面白がり方
を薦めていましたが、ぼくもそれが今読むなら、一番新鮮に映るところだと思っていました。
たしかにそう言われれば、そのように豊かに「誤読」できる部分が多いです。

また、古い映画や小説でよくありますが、下記のような但し書きが、
蟹工船にもあります。

「今日の観点から見ると差別的表現ととられかねない箇所がありますが、
作品自体のもつ文学性ならびに芸術性を鑑み、原文どおりとしました。」

もちろんそれを見て傷つく人がいないか想像することは大切ですが、
そのものの表現に触れられるというのも、必要なことだと思います。

実際、今回読んでみたら、「蟹工船」にもユーモアを感じる描写が多かったです。
ぼくもよく使いますが、文章の終わりにつける「…」も結構使われているんですよね。
これは、現代訳になおしているせいなのかな?ちょっと、マンガっぽい。
たとえば、漁夫の台詞で、「じゃ……。」「よォ――し……。」「じゃ、な!……。」
「誰が!?……。」みたいなのが、しょっちゅうでてきます。
でも、今回はもっとワーキングプア等の問題から入っている人が多そうです。

P.S
ひとつ宣伝です。
↑のような状況とリンクさせようとしたわけでもないんですが、
秋以降に、「CHINA BLUE(チャイナ・ブルー)」という中国映画をやります。
中国の、とあるジーンズ工場で働く女の子たちのドキュメンタリーなのですが、
これ、ちょっと「蟹工船」を連想させます。
もちろん、あくまでこれは一例に過ぎないと思いますが、確実に嘘ではない世界。
また、ホームページ等でご紹介していきたいと思います。



 


スポンサーサイト

  • 16:39
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -


comment









trackback

| /PAGES |