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ほしよりこ
マガジンハウス
¥ 1,000
(2007-12-06)
●先日の産経新聞朝刊・「断」のコラムで本作が紹介されました。MSNでも配信されています。
 ご紹介いただいたのは、講談師の神田茜さんです。
 ここのところ、劇場でご覧になられた方がコラムなどで紹介してくだっているのをよく目にします。
 有難いと同時に、やっぱりこの映画って、人に話したくなるよなと勝手に納得。

先週、劇場の人に西麻布にある「豚組(ぶたぐみ)」という、
とんかつ屋さんに連れて行ってもらったのですが、これが非常に美味しかった。
豚の種類も豊富で、同じ部位でもそれぞれ味が違うんです。
ちょっと値段はお高いようですが、その豚の育った場所が
ひとめで分かるメニューがあるので、ついつい、その豚が生きていたころを
想像してしまいました。

もちろん、さまざまな種類の豚を食べられる楽しみ、
というのもあると思いますが、これだけ取り揃えること自体に、
いつも同じだと思っていた豚に、いろいろな種類があることを舌で感じさせる
ことになり、お店の人の豚に対する愛を感じてしまいましたね。
スターバックスが日本にできたとき、「コーヒーってこんなに色々な楽しみ方
ができるのか!」と驚いた感覚に似ています。

「いのちの食べかた」をやっていたからこそ、そう思ったともいえるのですが。
食べ物の「美味しがり方」が、なんとなく身についてきた気がします。
(ま、単なるグルメくずれかもしれませんが…)

↑「きょうの猫村さん」の著者が描く、ある少年と豚の交流!の物語。
  案外、「私の牛がハンバーガーになるまで」のような話ではある。
  でも、あちらが全く腰砕けになってしまった部分(腰砕けというより路線変更か。
  生きものの命を頂くということへの納得)を、こちらは逆の意味で、
  さらりと描いてしまっていて、ほうーと思ってしまった。
  少年の彼女が、時おり見せる食欲も、「そうそう!」と納得。


某局のテレビディレクターに教えてもらった本です。
発売当時(2年前)は、かなり話題になっていたようですが、知りませんでした。

喫茶店などにおいてある、小さなプラスチックの容器に入った、
コーヒーなどにいれるミルク(コーヒーフレッシュなどの商品名)は、
牛乳が一滴も入ってなく、全部、植物油と添加物で出来ているそうです。
同じく、色あざやかな某有名ブランドのジュースが、ある虫をすりつぶしてできた
粉末で染められているとか、コンビニなどで売られているサラダの消毒方法が、
どでかいプールに消毒液をはり、その中に大量にまとめてつけこむとか。

自分は、それでもミルクは100%ではないにせよ、
少しは入っているのかとは思っていましたが。
これらを作っているところも、見てみたいなと思いました。
驚いたり、腹立つこともあるかもしれませんが、
その発想に感心させられることもありそうです。へぇ〜という感じで。

著者の安部さんは、かつて食品添加物を作る会社にいたそうです。
その意味ではある種の暴露本なのですが、この本は、添加物を全面的に
否定しているわけではなさそうです。逆に、添加物の恩恵(とくに保存などの面)は
もはや現代では認めざるをえない。ただ、それを知らないで商品を選ぶよりは、
知っておいて選ぶほうが良いのではないか、とも。

私も、そのスタンスには共感しました。
とりあえず、見て知っておこうという。
なんとなく「いのちの食べかた」に近いかもしれません。


公開日(11月10日…もう一ヶ月前ですが、早いです)と、2日目のお昼くらい
までかろうじて販売して、すぐ無くなってしまった人気のガシャポンストラップ
ですが、このたび、類似商品を扱うことになりました!

こちら!


拡大


今回はガシャポンではなく、一個ずつ販売する商品です。
たまたま、他の映画の監督さんが来日したときに某店で見つけたのですが、
大変お気に入りで、買い占めていかれました(子供にあげるそうです)。
ストラップはもともと江戸時代の根付と同じ芸術品として評価する人も
おりますが、たしかに日本独自のおみやげかも。凝ってるし。
(同時期に、「こんなのあるよ」と教えてくれたお客さんもいらっしゃいました)

各600円!とガシャポンの200円に比べると高い!
でも、確実に選べます(ちなみに、他の店で買うより消費税分くらいは安いかも)
もともと、私は前回のガシャポンを町で見つけて、全部そろえるのに気づいたら、
2,000円も。
※とりあえず、今は東京・イメージフォーラムのみですが、大阪などでも扱っていく
 予定です。

ラインナップは、
東海・・・松阪牛、名古屋コーチン
北海道・・・十勝乳牛、鮭児
近畿・・・明石タコ
九州・・・薩摩黒豚
中国・・・松葉ガニ

計7種類です(今後も無くなり次第、随時新しいものも仕入れていきます)。
地域限定を売りにしているだけあって、レアな商品も。
タコとかカニとか、もはや映画とは関係ない…ですが面白いので仕入れてしまいました。

このシリーズの特徴は、なんといっても透けて体の中が見えること。
よく出来ています。
タコの卵が頭と思われる部分(実は胴体)にあったり、墨袋の位置が確認
できたりと、勉強になる一品。手に取れるようにしましたので、ぜひ、ご覧あれ。


少し前に、サメの生態を描いた「シャーク・ウォーター」という映画を
映画祭で見る機会がありました。
これ、サメを撮影することをライフワークとした人が、自分で監督をした映画で、
映像はものすごくきれいなんです。(「ディープ・ブルー」みたいな)
そして、画面いっぱいのサメ、サメ、サメ・・・。
そんなに近寄って大丈夫?というか抱きかかえてるんですよ、サメを。
その後、サメの生態が詳しく描かれ、いわくサメは凶暴な人食い獣ではない、
という。この生態の場面は、サメへの偏見を覆すつくりが周到で面白かったのです。

ただ、映画は中盤からガラリと雰囲気が変わり、
フカ食がいかに乱暴かつ粗野か、ということを訴えることに終始していきます。
監督さんはサメが大好きなので、サメを食べるのはやめてくれ、という描き方です。
前半部分に比べて、後半部分はものすごく監督さんの「思いいれ」が感じられ過ぎて、
その落差に戸惑ったのでした。これで思い出したのは、鯨食の可否の議論。
いわゆる「食のタブー」というやつです。

「食のタブー」とは、
ヒンドゥー教は牛食を禁じ、ユダヤ・イスラム教では豚食を禁じ、というアレです。
私も、いつも知識では知っていながら、ついうっかり「どこがどこだっけ?」と
取り違えることもしばしば…。
日本だと、むしろ鯨食の議論のほうが、身近でしょうか。
今日の朝日朝刊にも、日本の調査捕鯨船が南極に向かったことが、
世界、特にオーストラリアで大きく反発を招いたことが1面で取り上げられていました。

いろいろと理由はあろうが、人間の「食のタブー」を書いた本が↑です。
著者は森枝卓士(たかし)さんというジャーナリストの方。
ウィキペディアからの引用がたくさんあったり、随所に「ゆるい」箇所が
あるのですが、そんなゆるさも、ともすれば他者を理解できない論調になる
この話題では貴重かも?
白水社から、「地球のカタチ」という、ちょっと「よりみちパン!セ」を
思わせる版型と、シリーズで発売中です。読みやすいです。

人間は、人間として「食べられない」ものはなく、
文化的・思想的に「食べない」のだ、ということテーマに、
ベジタリアンの方の思想、台湾の「素食(いわゆるモドキ料理、ハンバーグかと
思ったらお豆腐だったというやつ)」なんかについて、著者の考えと経験が
述べられています。思いのほか、興味ふかく読みました。


内澤 旬子
解放出版社
¥ 2,310
(2007-01)
24(土)トークショー

ゲストは、『世界屠畜紀行』の内澤旬子さんです。
この映画ではパンフの解説を書いて頂いたり、監督インタビューでオーストリアまで
行って頂いたり、ほんとうにお世話になりました。
監督インタビュー、屠畜場の感想など、こちらも面白いお話が聞けるかと思います。

↑こちらも2度目の紹介ですが、劇場でも販売しております。
 劇場では、狭いスペースですが、イラストの展示もありますので、ぜひ。

映画は今日で2週目ですが、相変わらず好評です。
特に今回印象的なのは、20代の若いお客さんが多いことですね。
また、世代を問わず、連れ立って来られている方も多いです。
一人だと、ちょっと怖そう?
少し上の方だと、学校の先生や、調理師の方なども多く来られているようです。

トークショーは、もしかしたら他のゲストの方での追加があるかもしれません。
また、こちらのブログでもお知らせします。


このブログの開始時にもご紹介させて頂きましたが、
明日17(土)は、17:00の回上映前に、
「いのちの食べかた」の著者でもある森達也さんがいらっしゃいます。

※ちなみに原作ではありませんので、念のため。
これは森さんが、いつも食べているお肉が、どうやって作られているのか?
があまり表に出てこないことを疑問に思って書かれた本です。
子供向けにやさしい文章とイラスト入りの、読みやすい本でもあります。
トークイベントでは、この本を中心にお話を伺いたいと思います。


ファストフード・ネイション

これはとっくの昔に持っていたのですが、
一気読みできず、いま改めて残りを読んでいます。
これの映画版「FAST FOOD NATION」も、
ようやく日本で公開のメドがたったようです(来春)

これ、邦題がちょっと過激です(記憶に残るタイトルですが)。
ファストフード業界への批判的内容はもちろんあるのですが、
どちらかというと、ファストフードという業態が生まれて、成熟して、
現在に至る過程を手っ取り早く知るのに、適当な入門書だと思います。

いまでこそ、マックもケンタッキーも大企業ですが、
最初期のファストフード業界は、参入するための元手も少なくてすみ、
多くの地域の楽天家たちが、局地的にはじめた事業だと書くあたり、
「世界を食いつくす」ほどになった今と比べると、皮肉にも思えてきます。

映画版も観ましたが、出品された時期が重なっていたこともあって、
映画祭なんかでは「いのちの食べかた」と比較していた雑誌もありました。

ちなみに、こちらはドキュメンタリーでなく、このルポを題材に作った
フィクションです。出演者もグレッグ・キニア、アブリル・ラヴィーン、
ちょい役でブルース・ウィリス、イーサン・ホークなどが出ていて豪華。
監督は、リチャード・リンクレイター(「スクール・オブ・ロック」、
「スキャナー・ダークリー」とか)。
この監督、題材の目の付けどころが好きです。

■雑誌掲載情報
メトロ・ミニッツ(10月20日)※東京メトロのフリーペーパー・1Pレビュー掲載

先日イベントを行った「エココロ」、
また、映画誌「映画秘宝」も、それぞれ4Pで特集を組んで頂いています。
(いずれも10月20日発売)

この映画に興味ある方は、ぜひ、両方ご覧頂くことをオススメします。
なぜかというと、この両誌の特集が、もうそれぞれ個性的だから。
同じ1本の映画だけど、これだけ違う切り口で、映画を語れるということが、
やっぱり映画に限らず、すべて芸術作品の面白さなんだと思います。
(もちろん、個人の好き嫌いは別ですよ。)







おすすめ!

久しぶりにがしゃぽんをやりました。
こんな商品を見つけたからです。
この映画を宣伝しているものとしては、気分がシンクロしました。
まずは、下の写真を。

一見、ふつうなんですけどね…


なんと、中身が見える!


ぶた、です。


これは牛(乳牛)


どれもストラップになっています。
ほかにも、ふぐ(毒の部分が書いてある)、マグロとか人体まであります。
この映画の、メインビジュアルが牛の肉の部位をあしらっているので、
ぴったりです。いや、がしゃぽんの企画って面白そうですね。この自由な企画(笑)
正式名称は、「こどもの事典 大百科」ストラップスペシャルとのこと。

ということで、早速、発売元のユージンさんにお願いしまして、
上映期間中に劇場前へ設置して欲しいといったところ、
快くOKしてくれました! 話が早い!

ま、別に劇場でなくても、すでに販売されているんですけどね…
ただ、意外にも(といったら失礼!)かなりの人気商品のようでして、
劇場前でも限定販売です。
確実に手に入れたい!という方は、ぜひ初日早めにいらしてくださいね。



久しぶりに関連本です。
読むのになかなか時間がかかります…。

アメリカは、いまさら言うにおよばず、肉牛生産大国です。
1時間に肉になる牛は、5000頭とも言われています。
そんな中、ある米国人ジャーナリストが「牛はどうやってハンバーガーになるのか」
という疑問をもち、それを自分なりにどう消化するか?追った本です。

この方、驚くのは自分で子牛を買い、誕生から解体までの現場を追うんですね。
「生き物を食べること」とは、どんなことかを考えるには、
ある意味で、いちばん納得のいくやり方なのかもしれません。
が、結末には、正直「ムムム…」と面食らいました。
その、目的が変わってしまうんですよね、そもそもの。
冷静なドキュメントが、ある時を境に感動のドラマに変わるというか…。
でも、この著者がジャーナリストとしてそれを選んだのなら、何も言えません。

結末を書いてしまうと、面白くないので書きませんが、
まあ、書店で見かけたら、ぜひ手にとって読んでみてください。
ボリュームもそこまで多くないし、米国食肉事情に詳しくなります。



Peter Galassi
Museum of Modern Art
¥ 7,104
(2002-07-15)
テーマと映像

「いのちの食べかた」は、よく試写でも言われるのですが、
映像が本当に美しい映画です。これって、観てみないと分からないと
思いますし、中にはこうしたテーマと美しいという価値基準がそぐわない、
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、これは本当なんです。
「きれいなんだからしょうがない」としかいい様がないです。

そうしたら、先日行った青山ブックセンターでこの写真集を見つけました。
これが「いのちの食べかた」とテーマがとても近くて共感してしまったのです。
ていう、まったく似たような農場のシーンとかもありましたし。

ただ、このAndreas Gurskyも、「いのち」の監督のゲイハルターも、
映像にはびっくりさせられるという共通点がありながら、それはどこか特別な
秘境とかで取材してきたわけではないんですよね。

テーマは「高度に資本主義化した現代社会」を映像で見せるとこうなります、
みたいな。それを食に求めたゲイハルターと、もう少し幅を広げて町や人々
をも含んだGurskyとでもいえばよいかもしれません。

これは彼の別の作品ですが、いろいろな国の証券所ばかりを、いくつも撮った
写真があります。見開きで、上から俯瞰した写真です。
あの騒々しそうな、床にちらばった紙切れなど、お世辞にもきれいといえない
イメージの場所が、全体を俯瞰してみると、ぜんぜん違うものになってきたりします。
紙くずさえ、絶妙に配置されているもののように見えてしまったり。
イスラム系の国の証券所もあって、みなスカーフをかぶっていたり。

ちなみに、来週監督にあったら、本城直季さんの写真集を渡してみようと
思っています。なんか、気に入る気がするんですよね。


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